先日、知人が使用している PowerMac G4 の HDD が認識できなくなり、大切なデータが取り出せなくなって困ったとご相談いただきました。
過去に自分の HDD からデータ復旧の経験があったので試みてみましたが・・・
撃沈。
FreeBSD マシンに接続して atacontrol コマンドの attach/detach を繰り返したのですが認識できません。スピンアップ時に嫌~な音がするので手に負えない重症と判断し持ち主に帰ることになりました。
最近、自分のメインマシンも HDD を大容量化してすべて一台の HDD に保存しております。こんな状態でお亡くなりになったら目も当てられないのでバックアップしなきゃ。
でも、どこにバックアップするかが問題になります。
今のメイン IBM ThinkCentre M50(以下 M50) は HDD が一台しか格納できません。(5 inc ベイは光学ドライブが二台乗っかっているので空きはありません)
ネットワーク経由で別マシンにバックアップしよう!
これが ESXi で FreeNAS を試すきっかけになったのですが・・・
うまくいかないのよね。タイムスタンプが。
robocopy コマンドを使用したバッチファイルでバックアップを取っているのですが、FreeNAS に作成されるファイルのタイムスタンプが作成時間になってしまいます。
robocopy に /fft オプションも、
samba に dos filetime resolution = Yes , dos filetimes = Yes も
効果がないのです。
調べるのも面倒なので違う方法をとることにします。
(あきらめ早いなぁ、自分。)
もちは餅屋、Windows 上のストレージにバックアップを取ればいいのですが、
それようにマシンを用意するのも難しいので・・・
M50 に HDD を強引に外付けしちゃいました。
外付けケースを物色するも『グッツ』とくるものが見つからず
売り場を物色していると
内部のケーブルを『ある程度』きれいに引きずり出すブラケットを発見しました。美しくないですが、低コスト、低騒音ということなしです。本体の電源と連動するし(当たり前)、安定度もあります。
今までリムーバブル用に IEEE1394 を使用してましたが、高負荷時に「遅延書き込みデータの紛失」が発生して困ってまし。その点 eSATA は安定して使えますね。
これで、一安心。次の問題に取り組みましょう。